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動物の暮らしを少しでもよくしてあげたいという気持ちは、動物に関わる多くの人が持っています。でも何をしたら動物の暮らしがよくなったことになるのでしょうか?
また、そうした「気持ち」は、どんなふうにとらえたらよいのでしょうか。
今回のクロストークでは、「よいこととは何か」「幸せとは何か」といったことをあつかってきた倫理学の助けをかりて、動物たちに
抱くわたしたちの「感情」を動物の福祉の取り組みの中でどう位置づけるのか、動物の福祉とは何かといったことを考えたいと思います。
▼伊勢田 哲治さんからのメッセージ
「倫理」というと「○○してはならない」ばかり言う堅苦しいものといったイメージがつきまといますが、最近の倫理学では「感情」
の役割が見直されるようになってきています。
▼並木 美砂子さんからのメッセージ
「その個体の苦痛が除かれること」「その動物らしさが発揮されること」
この2つは同じなのでしょうか?まったく違うことなのでしょうか?・・・というようなことを、この頃よく考えています。
参考資料(当日販売予定):『マンガで学ぶ動物倫理: わたしたちは動物とどうつきあえばよいのか』(伊勢田哲治著/なつたかマンガ、2015年、化学同人)
2017年7月15日(土)15:00〜16:45
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)セミナースペース
渋谷区神宮前5-53-70 国連大学1F GEOC内
http://www.geoc.jp/access一般2,000円 サポーター1,000円
お問い合わせ、参加申込みは https://ws.formzu.net/fgen/S78176817/ からお願いします。
申込み締切り 7月14日(金)
*「市民ZOOクロストーク」は、ゲスト2名による対談形式のイベントです。