なまけものパフォーマンス
みなさま、あけましておめでとうございます。
今年も、いろいろな取り組みが動き始めています!
その話はまた追々、ご紹介できればと思いますが、
まずは早速、なまけものLIFEの続きを書いていきたいと思います。
うっかり、なまけコースプレートを読んでいると、時々そぉーっと、パフォーマンス隊が近づいてきます。肩に下げたクリアファイルには、「ゆっくりサンバ」「ゆっくりあいさつ」などなど、いろいろな行動が書いてあります。近づいてきたパフォーマンス隊は、「いっしょに、ゆーっくり、あそぼうよー」とファイルをめくりながら、子どもたちをゆっくり誘います。
「ゆっくり遊ぶ?」
ちょっときょとんとする子どもたち。でも、なんだか面白そう!と乗り気になった子どもたちとパフォーマンス隊の間で、
「こ ん に ち は」
と始まるゆっくりの挨拶。子どもたちは、ちょっと、ゆっくりの遊びに付き合いはじめます。でも、時にはパフォーマンス隊をからかうようにびゅーんと走り出します。
「ま っ て ー !
ゆ っ く り
あ そ ぼ う よ」
ゆっくり遊びたいパフォーマンス隊は、ゆっくりと追いかけます。びゅーんと戻ってくる子どもたち。ゆっくりとつかまえようとするパフォーマンス隊。でも、すばしっこくかわして子どもたちはニタニタしています。そのうちにパフォーマンス隊はすばしっこい子どもたちを追いかけるのはどうでもよくなったかのように、ベンチに寝転がります。
今度はこどもたちがゆっくり近づいて、そっと覗き込んできます。「寝ちゃったのー」って話しかけても、反応なし。スタスタと子どもたちが立ち去った後、やっと起き上がるパフォーマンス隊。そんな静かな変化に気がついた子どもたちは、もう一回、ゆっくりの遊びを始めたり。ワーワーとまた走りはじめたり。
なんかヘンテコなパフォーマンス!子どもたちは、自分たちとは明らかに違う時間軸、もっとゆっくりの時間軸を認識していきます。そして、それを楽しんでくれる子どもたち、時にはお母さんとたくさん出会うことができました。