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エンリッチメント大賞2011講演会、終わりました! その2

続いては、受賞者講演。


椎名さんは、今に到るまでの自分史も写真で紹介されました。
「あっ、わか〜い!」そりゃそうです。 みんな若い時があるもんです(笑)。
そして、ちょっと辛い映像に、ハラハラ、どきどき・・・。
子育てを知らないゾウは、簡単には母親にはなれないんですね。
ゾウも人間も同じなんだな、と思いました。


ペンギンヒルズについては、園長の日橋一昭さんが話されました。
広さでは世界一というペンギンヒルズですが、これまで狭い屋内で飼育されていた
ペンギンたちにとって、広過ぎる空間はエンリッチメントになっているのだろうか。
種にとってのエンリッチメントではなく、個にとってのエンリッチメントが大事なので
はないか…と。
少しずつ、行動範囲を広げてもらうよう頑張っているそうです。


葛西臨海水族園からは、飼育課長補佐の櫻井博さん。
ししおどし で応募があったのですが、えっ! ここも、あそこも、水流の流れを
意識していたんだ〜と。
流れを作らない工夫があったり、魚だけでなく、無脊椎生物や藻類なども生き生き、
次世代へ繋がることができるようになったり、と驚きました。


その3に続きます〜