長崎鼻パーキングガーデン鹿児島県
野上 悦子さん

マーモセットやキツネザルを飼育するズーストックセンターでの、定期的な植栽と給餌方法の工夫に対しての努力と情熱が高く評価されました。審査員の先生からも「植栽をただのみかけのものとしてではなく、飼育動物に必須なものは何かという理解の上にたっていることがうかがえる」「植物を常に入れ替えるのには相当な情熱が必要だろう」という意見があり、満場一致での決定となりました。
第1回“エンリッチメント大賞2002”がついに決定しました!!
受賞となりましたのは以下の皆様です。おめでとうございます!
北海道から九州まで日本全国から、総数64件の応募がありました。
どの応募内容も質が高くすばらしいものであり、
非常に高いレベルでの審査となりました。
その中から見事選ばれた、以下3施設に対し表彰いたします。
長崎鼻パーキングガーデン鹿児島県

マーモセットやキツネザルを飼育するズーストックセンターでの、定期的な植栽と給餌方法の工夫に対しての努力と情熱が高く評価されました。審査員の先生からも「植栽をただのみかけのものとしてではなく、飼育動物に必須なものは何かという理解の上にたっていることがうかがえる」「植物を常に入れ替えるのには相当な情熱が必要だろう」という意見があり、満場一致での決定となりました。
旭川市旭川動物園北海道

既存施設に上手く手を加えることで、樹上生活者であるオランウータンの能力をひきだし、来園者への新しい見方を提示したことが受賞の決め手になりました。審査員の先生からも「オラウータンの高所を移動する能力を引き出したすばらしい施設」「動物の性質に合わせた工夫。発想の転換で動物の生活がかなり違ってくるでしょう」というコメントをいただきました。写真からもその圧倒的な迫力が伝わってきます。
東京都恩賜上野動物園東京都

50歳になるオランウータンのモリーが描くクレヨン画を来園者に紹介するそのユニークさが評価されました。審査員の先生からも「展示動物からはずれている老齢のモリーの生活に張りを持たせる工夫、その作品にウィットのある題名をつけ来園者に見せるアイディアは見事」というコメントをいただきました。
オランウータンのモリー画伯のアトリエ探訪はこちら
※動画がご覧になれますが、ブロードバンド環境が必要となります。ご注意ください。
旭川市旭川動物園北海道


ペンギン館やホッキョクグマ館のように施設の計画段階からエンリッチメントに考慮しているものから、キツツキの給餌器のように飼育者の工夫で生まれたものまで、園全体で、幅広くエンリッチメントに取り組んでいる姿を評価しました。また、それらを楽しく来園者に伝えようという園のコンセプトが大変明確であり、園全体の活力が感じられました。
オホーツクとっかりセンター北海道

もっとも多くの方から応募がありました。どの応募も、努力と情熱によりアザラシ救護活動の基礎を築き、「研究」「保護」「教育」の整備に力を注いでいる姿を高く評価したものでした。死亡個体までも視野に入れた取り組み、諸大学研究機関との連携や地元の漁師さんとの意見交換など、広い視野・展望を評価しました。
京都大学霊長類研究所愛知県

非公開の施設であるものの、日本における「環境エンリッチメント」の発祥の場所であり、国内の多くのチンパンジー展示に影響を及ぼしていることは自明です。「動物の福祉」というエンリッチメントの出発点を再確認するために、特別賞として選考しました。