東京都多摩動物公園東京都
福田愛子さん

ユキヒョウは現在、絶滅の危機に瀕しており、国内でも繁殖例の少ない動物です。そうした状況の中で、同園のみならず、他園館での飼育個体の情報などを資料、先輩、同僚、さらには来園者から収集、分析した結果として2組の繁殖を成功させた努力は賞賛に値します。繁殖の成功は飼育動物に対する環境エンリッチメントの成果の証であると考えます。
“エンリッチメント大賞2005”が決定しました!!
みごと受賞となったのは以下の皆様です。おめでとうございます!
東京都多摩動物公園東京都

ユキヒョウは現在、絶滅の危機に瀕しており、国内でも繁殖例の少ない動物です。そうした状況の中で、同園のみならず、他園館での飼育個体の情報などを資料、先輩、同僚、さらには来園者から収集、分析した結果として2組の繁殖を成功させた努力は賞賛に値します。繁殖の成功は飼育動物に対する環境エンリッチメントの成果の証であると考えます。
東京都多摩動物公園東京都

スミソニアンのオーライン、旭山動物園といしかわ動物園のタワーなど、樹上性のオランウータンの生活を考慮して、樹冠部に相当する高い空間を、ロープを伝うことで利用させる。そうした前例はありましたが、今回の多摩での導入によって、今後のオランウータン舎を新設する際の一つの標準になると思います。また、園内に残されている多摩丘陵を活用した飛び地でのオランウータンの生活は大変に豊かなものであると推測され、評価すべき施設だと思います。
千葉市動物公園千葉県
レッサーパンダやゴリラのモモタロウの観察シートをはじめ、各種の手作りの観察シートを来園者が気軽に利用できるように蓄積をしてきたことがとても素晴らしいです。子どもたちに動物についての「知識」を与えるのではなく、動物そのものをじっくり観察させようという一貫した姿勢は、現代における動物園のひとつの役割を認識する上でも重要なものであると思われます。
東京都恩賜上野動物園東京都

それぞれの動物の習性を熟知、利用した上で従来の「囲み」の中から動物たちを出して生活を見せる、いわば“オープン展示”ともいえる新しい発想に注目が集まりました。観客の目の前やすぐ頭上に動物がいます。飼育される動物にとっては行動空間の拡大、来園者にとっては動物との距離が圧倒的に縮まるという結果になりました。エンリッチメントと展示の融合という点からも面白い試みです。既存の樹木を活用するという手軽さにより、他園での導入も始まっているとのことで、その影響力も評価できます。